Stellaverb

Stellaverb(近傍の恒星ヴァーブ)は、「もしも星まで音が届いて跳ね返ってきたら」という空想から生まれたリバーブ。
位置天文衛星「ヒッパルコス」が観測した太陽系近傍の恒星約11万個のデータ「ヒッパルコス星表」を利用し、音速=光速の十億倍〜百億倍と仮定した音響シミュレーションを行うことによって「星空の残響音」を作り出します。それは夜空の星々が立体的に広がっていることを音として体感する試みでもあります。実際に生成された残響は、驚くほど繊細で美しい響きを持っていました。